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フリーランスが加入できる保険には何がある? 種類をチェック

日本では「国民皆保険制度」を実施していますが、自営業者であるフリーランスには会社員のような「社会保険(健保・厚生年金)」がありません。そのため基本的には国が実施する公的医療保険へ加入する必要があります。

ここではフリーランスが加入できる健康保険・年金の種類について解説します。国の健康保険に加入する以外の方法や、減免を受ける場合、扶養に入る場合などケース別でご紹介するので、ぜひご覧ください。

フリーランスになった際、加入する保険とは?

フリーランスとして独立をしたとき、原則として次の保険へ加入することになります。

国民健康保険

国民健康保険は市区町村が運営する公的医療保険です。フリーランスは会社に雇用されない「自営業者」のため、国民健康保険の加入対象となります。

またフリーランスになるために会社を退職した場合は、国民健康保険退職の翌日~14日以内に加入手続きをしなければなりません。

保険料は「世帯」単位で算定されます。算定は被保険者(フリーランス本人とその扶養家族)の人数、収入、年齢に応じて決定されます。39歳までは「医療保険料」として保険料を納めますが、40~64歳の方はさらに「介護保険料」もプラスされる点に注意です。

自治体によっても保険料が変わるため、詳しい保険料についてはお住いの自治体に確認してみましょう。

国民年金

保険ではありませんが、フリーランスの場合は退職後「国民年金」へ加入する義務があります。国民年金保険料は令和3年度(2021年)でひと月16,610円です。

なお、国民年金には月額400円を上乗せして支払うと、将来にもらえる年金を増額できる制度もあります(付加保険料の納付制度)。

国民健康保険組合

国民健康保険組合とは、「特定の業種の人が加入できる健康保険」を指します。

たとえば「文芸美術国民健康保険組合(文美国保)」は、文芸やデザイン・美術関係のフリーランス(ライター・Webデザイナーなど)が加入対象となっています。

収入が上がると保険料も上がる「国民健康保険」に対し、文美国保は収入が高くなっても保険料が一律のままです。つまり、高収入を得ているフリーランスほど加入がおすすめだといえます。

文美国保の保険料(令和3年度)は、月21,100円、家族が1人につき11,600円となっています。家族分をプラスしても国民健康保険料より安い場合は、加入を検討してみて良いかもしれません。

フリーランスができる「保険の任意継続」とは?

フリーランスの方のうち、前職が会社員、かつ健康保険組合に加入していた場合は「健康保険の任意継続」ができます。退職日まで2ヶ月継続して健康保険へ加入していたことが条件となりますが、任意継続した場合は退職から2年間、前職の健康保険へ加入し続けられるのです。

任意継続は退職日から数えて20日以内に申請をする必要があります。また、保険料を会社が折半してくれなくなるので、全額負担になる点も要注意です。

ただし、自分が家族を扶養している場合は「扶養家族分の保険料を支払わなくてよい」というメリットがあります。扶養家族が多い場合は、国民健康保険よりも支払い額が安くなる可能性もあるでしょう。

これからフリーランス独立を考えている方は、任意継続について健康保険組合に確認してみることをおすすめします。

フリーランスが利用できる保険料軽減・減免制度

「フリーランスとして独立したが、仕事が少なく収入も少ない」という場合、保険料の支払いが家計を圧迫してしまいますよね。また、感染症や災害などの影響により、例年に比べて収入が大きく減少してしまった……というケースもあるかもしれません。

所得が一定の基準を下回ってしまったフリーランスは、国民健康保険料・国民年金保険料それぞれで減免制度が受けられます。

いずれの場合も、減免・免除を受けるには「自治体窓口」または「郵送」での申請が必要です。お住いの自治体HPで確認をしてみましょう。

フリーランスが扶養に入る場合は?

フリーランスとして活動している人の親、または配偶者が「社会保険に加入している会社員」である場合、その健康保険の被扶養者として加入できるケースがあります。

被扶養者と認定される条件は健康保険組合によっても異なりますが、一般的には以下のような条件が設けられているケースが多いです。

  • 所得が年間130万円未満
  • 自身(フリーランス)の年収が被保険者(親や配偶者など)の半分未満である

なお被扶養者認定の手続きは、健保に加入している家族が行います。条件や必要書類を含めて確認してみるとよいでしょう。

その他、フリーランスが加入できる任意保険

健康保険、国民年金はフリーランスとして加入が義務付けられている保険です。それ以外には、次のような任意保険もあります。

  • 賠償保険……フリーランスの仕事中の事故や納品物の欠陥、著作権侵害などによる賠償金を補償してくれる制度
  • 所得保証保険……フリーランスが病気などで入院し、働けなくなった場合の生活費をサポートしてくれる保険

フリーランス向けの任意保険としては、「一般社団法人プロフェッショナル&パラレルキャリア・フリーランス協会」や「GMOクリエイターズネットワーク株式会社」が提供しているサービスが有名です。もしものときの補償まで考えるのであれば、こうした任意保険への加入も検討してみましょう。

フリーランスは自分に合った保険に入ることが大事

フリーランスになると原則として国民健康保険・国民年金への加入が義務となります。そのほか会社員時代に加入していた健康保険を任意継続する方法、フリーランス向けの国民健康保険組合に加入する方法などもあるので、自分に合ったものを選んでみましょう。

また国民健康保険に加入していて収入が少ない場合は、軽減・減免制度を活用し、月々の支払額を抑えることもできます。支払いができなくなる前に相談しておくと良いでしょう。

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